沖縄営業所 宮崎の所長日誌「地図に残る仕事」2022.7.29
皆さん、こんにちは!
暑い日が続きますね。
ここ沖縄も連日32℃~34℃と、暑い日が続いています。
本州は40℃近くまで上がる時もあるので「大したことない」と
思う方もいらっしゃいますが、沖縄は直射日光が半端なく厳しい。
本州のそれとは比べ物にならないくらいです。
さて本日、お客様へ訪問した際に2社のお客様から「資格者、誰か
いない?」というお話が出ました。
我々のお客様はほとんどが建設業のお客様です。
現場で働いてくれる方が慢性的に不足しているのです。
とりわけ、特に若い担い手が不足しているのは深刻な問題です。
一度定年退職をした有能な社員さんが再雇用で現場で第一線で
働いている。
良い事でもあるのですが、将来を考えると不安です。
建設業…つい最近まで「3K」とまで言われた職種ですが、イメージ
とは怖いものです。
でも、私は素直に建設業に従事する方々は素晴らしい!と思うのです。
「地図に残る」仕事をしているからです。
仕事をする目的、動機、意義は個人によって違いますが、「やりがい」
「達成感」を求める方は少なからずいると思います。
(最近の若い方の多くは違う、と言う声も耳にしますが)
でもその「やりがい」「達成感」を満たすのにこれほどの仕事はなかなか
無い、と思うのです。
地図を眺めてみてください。
「〇〇トンネル」「△△橋」「国道※※線バイパス」・・・
いずれ家庭を持ち、子供が生まれて、物心ついた時に「あの橋はね、お父
さんが造ったんだよ…」なんて、素晴らしいじゃないですか!
しかも、それらを造ることで人の生活を、命を支えている。
私が従事している仕事よりも、全く明瞭でわかりやすい!
(未だに私の家族は私の仕事が何なのかよくわかっていません)
建設業は日本の基幹産業。
もっと注目されていい。
そして国は建設業の尊さ、素晴らしさをどんどんアピールすべきと思います。
(日本ってそういうところが下手ですよね)
そして建設業が脚光を浴びた時に、就業意欲が湧いてくる。
雇用が生まれる。失業者が減る。経済が動く。税収が増える。
担い手不足が解消されるだけでなく、疲弊した経済を全国規模で立て直すこと
ができる。(建設業は全国どこにでもある産業です)
異常気象がもたらす重大な自然災害が増えている今だからこそ、建設業の
従事者を増やし、日本国土強靭化を達成する。
良いことずくめだと思います。
是非国は自治体は今こそ建設業のイメージアップ戦略を推進すべきと思います。
※本文と下の写真は関係ありません…